い草の乾燥方法の違い-神戸・阪神間・大阪・豊中・池田・吹田・箕面・茨城の畳店
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畳表を作る大事な工程のひとつに「い草の乾燥」があります。
い草は刈り取られた後、すぐに泥染め→乾燥をします。
この乾燥のさせ方で、畳表の品質が左右されます。
国産の畳表は60℃前後の温度で14時間〜16時間かけて乾燥されます。
もっと温度を上げると早く済むのですが、い草の表皮がガサガサになり脆くなります。
中国産の畳表は船便で日本に送られてくるため、カビなどの心配もあり、乾燥させ過ぎています。
しかも、乾燥時間を短縮していると思われますがマイクロスコープで見ると表面が細かく毛羽立っています。
船でのコンテナ輸送の関係上では仕方が無いのかも知れませんが、お客様にお届けする畳表の品質が落ちる事は仕方ないでは済まされません。
昨年、原油価格が高騰して中国の畳表生産工場では石油乾燥から「石炭乾燥」に変えた所が増えました。
しかし、石炭乾燥では温度管理が難しく、以前の畳表よりももっとガサガサになってしまいます。
い草がガサガサになると、後で湿気を吸いなおしても元には戻りません。
新しいマンションにお住まいのお客様が「畳が半年くらいでささくれた」と言うお話を本当によく聞きます。
これも、やはり中国での石炭乾燥化が原因のひとつでは無いかと思われます。
石油の高騰も落ち着きましたが、大きな経費をかけて設備した石炭式の乾燥システムを捨てる事はできませんので、当分この状態が続くと思われます。