い草内部の密度の違い-畳なら能登畳店
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国産畳表と中国産畳表の違い
@ い草内部の密度の違い
- ■い草の品質を決める要素として「い草の中身の充実度」があります。
- い草の中身には、ハニカム状の繊維が詰まっています。
- この中身の繊維部分の事を、「灯芯」と呼び、い草の正式名称も「灯芯草」と言います。
- 良いい草は、この灯芯部分の密度が濃く、充実しています。
なぜ、「灯芯」部分の密度が重要なのか?
- 畳は上から踏む物です。もちろん畳表もですね。
- 畳表は丸い形をしたい草をたくさん詰めて織ることで出来ています。
- い草の中身が充実していないと、上から踏まれた時に大きく変形します。
- い草の中身があると低反発のようにある程度までの変形ですが、中身が無いとぺチャっと変形しきってしまうのです。
- このような、大きな変形を繰り返すとい草の表面がもろくなってしまうんです。
- 「灯芯」部分の密度は、耐久性に大きく関わる問題なのです。
なぜ灯芯の密度に差が出るのか?
- い草の中身は外からは見えません。
- ですから、産地や畳表生産者によっては軽視されがちです。
- 特に中国産畳表は灯芯部分に力を入れていません。
- ですから、中国の畳表工場はい草を長くさせる事に力を入れているのです。
- ここで差がでるのですが、い草の長さを効率良く伸ばすには「化学肥料」が重要になります。
- 「化学肥料」ばかりを与えていれば、い草の背は伸びるんです。
- しかし、い草の中身を充実させるには「有機肥料」が重要です。
- 「化学肥料」ばかり与えて背が大きくなっても、ヒョロヒョロでは駄目なんです。
- 「有機肥料」をメインに、「化学肥料」は必要最低限に使い、
- 「ゆっくり背を伸ばしたい草」が中身があって、良いい草なんです。
- 注!化学肥料を使う事は健康に害を与えるものではありません。有機肥料に含まれる特定の成分だけを抽出している肥料の事です。背を伸ばす目的の成分だけを与えては「灯芯」部分が育たないと言う意味です。
なぜ、中国産はい草の中身を無視しているのか?
- 昔から畳業界的に、長いい草で出来た畳表は高値で取り引きされてきました。
- 今でもそうです。
- 中国産の多くは、高値で売りたいと言う理由から「い草の中身」を軽視・無視しています。
- また、安くて見た目が良い(着色前提ですので)畳表を求める畳屋も多いからです。
- 畳を納品した時点で、クレームさえ無ければ良いと言う考えの畳屋が多かったんです。
- 現在、流通している畳表の8割が中国産なようです。
- 国産畳表は見た目だけでなく、中身にもきちんとこだわっています。
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