畳な生活日記-神戸・阪神間の畳店店長の日記

神戸で畳店を営む、35歳3代目が日々の畳生活を振り返ったりします・・・

2007-09-19

薄い畳は厚さが・・・

薄い畳


は厚さを合わすのが難しいです。

と言うよりも、無理な事が多いです。

みなさんは古い畳をめくった所に、古いゴザが敷いてあるのを見た事がありませんか?

あれは「敷き合わせ」と言いまして、畳自体の厚みで枠の敷居と高さが違っている時に「高さ合わせ」をするために敷きます。

普通の畳の厚み


は50ミリ?57ミリです。

これくらいの厚みがあれば、畳の下に敷き合わせをしても、まったく違和感無くお部屋を使っていただけます。

55ミリの畳の下に、5ミリの高さ調整をしてもあまり目立たないからです。

しかし・・・、最近の畳には20ミリや30ミリも珍しくありません。

ですから、「敷き合わせ」が出来ない所が多いんです。

20ミリの畳の下


に、5ミリの敷き合わせを入れるとものすごく違和感があるんです。

しかも古いお家で、敷居がゆがんで敷き合わせが必要なのに、それを無視して畳下の床を張り替えてしまって、畳の厚みが薄くなっている事もあります。

こうなってしまうと畳屋がどう頑張ってもどうにも出来ないんです。

自分のベストを尽くした上で、どうにも出来ずに現場を去らなくてはならないのは寂しいです。


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