畳な生活日記-神戸・阪神間の畳店店長の日記

神戸で畳店を営む、35歳3代目が日々の畳生活を振り返ったりします・・・

2007-08-07

畳をめくる道具

畳をめくるとき


に、太くて曲がった針みたいな道具を畳屋さんは持ってまして。

それで、

畳を引っ掛けて


持ち上げるんです。(手鉤と言います、てかぎと読みます)

この間、隣町に住んでいるらしいおばあさんが店に来て、「畳をめくる道具あるかなー」と言うんです。

「はい、ありますけどお貸ししましょうか?」と言うと、ちょくちょく田舎に帰って畳をめくって乾かすので自分用に買いたいらしいんです。

じゃあという事で、問屋さんに発注しました。

話が前後しますが、うちの職人がその手鉤を無くしたので一ヶ月ほど前に買ってたんですね。

その時は、2500円+消費税だったんです。

そして、おばあちゃんの手鉤が届いたので、お持ちして2500円+消費税を頂いたんです。

別に、こんな横流しで利益もいらないかなと思ったからです。

その後、問屋さんの請求書を見てみたら3000円+消費税になってるじゃないですか!

「えーっ」と思って、問屋さんに電話をすると「値上がりしました」って普通に言うじゃないですか。

私だったらと言うか、普通先月物を売ったお客さんから今月も注文があって同じ商品が値上げしてたら言いませんか?普通・・・

「じゃあ、そんな問屋と取引するのはやめたら?」と言われそうですが、親父の代からの付き合いなので。

そんな感じなので、畳の材料はそこから買わないようにしてるので、せめて「道具くらいは」と思って買ってるんですけど・・・。

畳業界は古い考え方

を今でもしている畳関係者(畳屋さん含む)が多いので、現代的な価値観を持って仕事をしていると、余計にギャップを感じてしまいます。

たった525円ですけど、お金の問題では無く、気持ちよく取引がしたいですね。

愚痴終了!

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